もう少し暖かくなってくると、ひな祭りの季節がやってきますね♪

ホテルアソシア静岡のロビーには、立派な「雛のつるし飾り」を展示しております。

静岡県賀茂郡東伊豆町の稲取地区に伝わる「雛のつるし飾り」は、桃の節句に着物のハギレで作ったぬいぐるみを竹ひごの輪から赤い糸に下げて雛壇の両脇につるす、江戸時代からの伝統的な風習です。

当時、ひな人形は高級品のため庶民には手の出せないもの。せめて手作りの人形で桃の節句を祝ってあげたい、というやさしい親心から生まれたものなのです！

「花」「桃」「うさぎ」「きんちゃく」「とうがらし」など、人形の種類はなんと30種類以上あるとのこと…！！
一つ一つに色々な願い事が込められており…例えば、女性の象徴でもある「桃」は、厄払いや多産、長寿延命。「猿」は災いや厄、病が去る（猿）ように、という意味が込められています。

あらゆる厄災から大切な娘を守り、幸せになって欲しい…という、母の切なる想いが詰まっているのですね。。。


当ホテルのつるし雛は「人形のみやひで　花あそび教室」の皆様による手作り品でございます。
ぜひこの美しい雛のつるし飾りをご覧くださいませ♪

展示期間：2/16（水）〜4/3(日）