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京都の大晦日に≪おけら参り≫体験してみませんか?
更新 : 2011/12/24 12:44
大晦日、除夜の鐘をききながら八坂神社におけら参りに・・・というのは京都の伝統的な年越しのスタイルです。
おけら参りの風習は京都の人ならみな知るところで、古くから京に伝わる正月迎えの行事です。
まず、12月28日に八坂神社で『鑚火式』(さんかしき)が行われます。おけら参りの火種を起こす神事で火のつき方などで翌年の吉凶を占います。午前5時、前夜から潔斎した、頭に烏帽子、狩衣姿の宮司が、桧の杵と臼で浄火を鑽(き)り出し、「おけら灯籠」に移します。
その火は本殿内に年中絶やすことなく灯しつづけられます。
大晦日、八坂神社では午後3時より『大祓式』が行われ、午後7時に『除夜祭』が行われ、祭典後、境内3ヶ所の「おけら灯篭」に「おけら火」を移します。
「おけら参り」の名の由来は灯篭に厄除けに効果があるとされる朮(おけら)の根茎がくべられることからきています。
参詣者は、このおけら火を竹の繊維でできた吉兆縄に移し途中で火を消さないようにくるくると回しながら持ち帰ります。そして神棚の灯明につけ、元旦の大福茶や雑煮の火種として用い1年の無病息災を願います。
燃え残った火縄は「火伏せのお守り」として、台所などにお祀りします。
これはだいたい19時頃〜21時頃にかけて行われるので、このまま除夜午前0時の新年の初詣を八坂で迎えるのもいいですね!
新年を迎える頃には本殿近くにいると、おしくらまんじゅうしてるみたいになりますし、鐘が鳴ったと同時に後ろから五円玉がいっぱいふってきます。
帰った後ダウンコートのフードにたまに五円が紛れ込んでいたりとか経験したことはないですか?
私はありますよ。
なんか他人のご利益もらった気がしないでもないですが・・・。
元旦には全国初詣数ベスト4にランクインしている伏見稲荷大社に行ってみるのもGOOD♪
ここはさらに人が多そうですが、出店にも注目です。
このような時しか出ない出店もあるのでお参りしたらチェックしてみましょう!
間も無く年末です。
ここ最近かなり寒くなってきており、風邪がはやっていますので皆さんお気を付け下さいね!
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