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夕日ヶ浦温泉 夢、美しく舞い踊る 静 花扇のお知らせ・ブログ
丹後七姫@
更新 : 2020/4/28 17:23
皆様は、丹後に伝承される7人の姫君、「丹後七姫」はご存知ですか?
そんな七姫たちの生涯や七姫に関する観光スポットをご紹介していきます。
事前に知っておくと丹後の魅力がより感じられるかも!?知れません。
本日ご紹介するのは、静御前(しずかごぜん)です。
静御前は、当館の所在地でもある、網野町で生まれました。
美しい容姿と巧みな舞で京でも指折りの白拍子となった静は、源義経の側室になり、義経が愛し続けた女性といわれていますが、戦乱の世に巻き込まれた女性でもあります。壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼした義経は、兄頼朝に追われることとなり、静と引き離されてしまいます。さらには、生まれたばかりの義経との男児も頼朝により殺されてしまいました。悲しみにくれた静は、出生地の網野町磯にもどり、小さな庵を造り、そこから義経の無事とわが子の冥福を祈り続け、二十余歳の若さで逝去したとされています。今の世の中からは想像もできない、なんとも悲劇的な生涯ですね…
そんな静が造った庵は、「静神社」と呼ばれ、地元住民が造ったといわれる木造の静御前が祀られています。
当館から静神社までは、お車で15分ほどの距離でございますので、当館へお越しの際の観光ルートにもお勧めでございます。
また、静御前をモチーフにしたお菓子も販売しておりますので、お土産にもぴったりです☆
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