宿番号:325550
丸山温泉 古城館のお知らせ・ブログ
越後一の寺 日本一の庵寺
更新 : 2012/6/23 10:03
皆さまこんにちは、フロントの橋本です。
私が南魚沼に住み始めてから今年で4年目になります。
‥が、いまだにまだ足を運んでいない観光名所がいくつもあることに、これでは南魚沼市民を語れないではないか!と私の中で何かが湧き上がりました。
先日早速ここは外せない!という観光名所から攻めていこうと思いまず私が訪れたのは、あの大河ドラマ「天地人」で全国的に多くの方の記憶に新しいあのお寺へ向かうことにしました。
その名も「 雲 洞 庵 」
南魚沼市雲洞の静かな山の麓にそのお寺はありました。
ひんやりと涼しい風が通り抜ける広い敷地内には、どのくらい生きてきたのか分からないくらい太くどっしりとした立派な杉の木々がこちらを出迎えてくれました。
歴史はさかのぼること今から1,300年前の奈良時代。
内大臣藤原房前公の母が出家してこの雲洞の地に庵を結び、金谷山の霊泉でたくさんの病人を救ったそうです。その没後房前公は趾地に尼僧院を建立し、母の菩提を弔いました。
以来女人救済の庵寺として深く信仰されてきました。
その700年後の室町時代、関東管領上杉憲実公が藤原末裔の因縁で庵をうけ、「曹洞宗雲洞庵」を建設してこれが日本一の庵寺、越後一の寺といわれています。
画像の門は「赤門」と呼ばれており赤門をくぐった先の参道には、法華経が一字一石にしるされ深く埋められています。
昔から越後の国では「雲洞庵の土踏んだか」と言われておりこれは、参道を踏みしめてお参りをすると罪業消滅・万福多幸のご利益にあずかると信仰されているからです。
雲洞庵は上杉景勝公と直江兼続公の幼少時の修行の場としても有名で、お堂の中には二人が勉強した部屋なども残っていました。
座禅の部屋もあり寺で生活している間おしゃべりや悪さをした者が容赦なく叩かれ、寺から追い出されたりもしたそうです。教育やマナーの厳しさがうかがえますね。
庭を含め寺の敷地内は手入れが行き届いておりまた、昔の姿がそのまま残されていてただただゆっくりとして落ち着いた雰囲気が流れ、時間が過ぎるのを忘れるほどでした‥。
線香の香りもまた癒されました(^O^)/
次ぎはどこへ行ってきましょうか!
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