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この際知っておこう♪雛祭りの由来
カテゴリ:お得情報 2010年3月2日(火)〜3月3日(水)
更新 : 2010/3/2 18:48
雛祭り…その歴史は長く、古くは平安時代に遡ります。
昔の日本には五つの節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)があり、
当時この行事は貴族の間では、それぞれ季節の節目に身のけがれを祓う、
大切な行事でした。
その一つ「上巳(じょうし)の節句」が、今で言う「桃の節句」となります。
その日、人々は野山に出て摘み集めた薬草で体のけがれを祓い、
健康と厄除けを願いました。
それが、後に宮中の紙の着せかえ人形で遊ぶ「ひいな遊び」と融合し、
自分の災厄を代わりに引き受けさせた紙人形を川に流す「流し雛」へと発展。
室町時代には今の3月3日に定着し、やがて紙の雛ではなく
豪華なお雛さまを飾って盛大にお祝いするようになりました。
その後、武家社会、また裕福な商家や名主の家庭へと広がり、
やがて今の雛祭りの原型となります。
厄除けの行事が、高貴な生まれの女の子の厄除けと
健康祈願のお祝いとして「桃の節句」へと進化し、徐々に定着して行ったお祝いです。
雛人形の由来は、ご理解いただけましたでしょうか。
え、ひなあられと甘酒と菱餅は何なのか?
そ、それは、また次回に!!