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宿番号:326617

日常を忘れる海辺の特等席〜朝夕お部屋食と源泉かけ流しの湯宿〜

熱川温泉
小田原厚木道路石橋ICより国道135号伊東方面へ65キロ約90分 特急踊り子東京より2時間10分(送迎有要予約)

伊豆大島を正面に臨む眺望絶佳の宿 熱川館のお知らせ・ブログ

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    彼岸の入りにふさわしく咲きほこる花

    更新 : 2009/9/20 22:57

    あちらこちらで秋の訪れを知らせる花が咲いております。

    今日はお彼岸の入り。ということで本日は彼岸花のお話を。


    この写真はわさび田近くで艶やかに咲いていた彼岸花です。

    目の覚めるような燃ゆる赤花と対照的な寂しい名前の彼岸花。

    この伊豆の地でもお彼岸近くになると、赤と緑の強烈なコントラストが野山のキャンバスに咲き誇っています。


    山の自然あふれる中で育った私は、お花屋さんで売られている花より
    名もない野花、山野草に心癒されます。

    その中でもシャガと並び大好きな花がこちらの彼岸花。

    曼珠沙華という呼び方のほうが似合っているなぁとこの花を見るたびに思います。

    なんともいえない花弁の優麗さは、見るものを惹きつけてやみません。

    花弁の赤もなんとも日本の赤といった感じの色で私は大好きです。

    好きなものを見ている時間はあっといいうまに過ぎてしまいます。

    また今年もお彼岸が近づいてきたなぁと教えてくれる大切な花です。


    そして花より団子の私は、幼い頃から母が作るお供え用のお団子が大好きでした。

    熱湯を注いだ上新粉をこねる真っ赤になった母の手をいつもじっと見守っておりました。

    『ご先祖様より先に食べちゃダメよ』といわれ、仏壇にあがった蒸かしたてのお団子をじっと見つめ
    『もう下げてもいい?』『もうご先祖様食べた?』といっては母を困らせておりました。

    母はいつの頃からか、いつも余分に沢山のお団子を作ってくれるようになり、
    成長した私は母と共にお団子作りを楽しむようになりました。

    三つ子の魂百までとはよく言ったもので、今でも母が届けてくれるお団子を何もつけず食すのが大好きです。

    そして私の二人の息子達も、ばあばが届けてくれるお団子を私と同じくらい喜びます。

    私も息子達も大きな母の愛を沢山注いでもらっている幸せ者です。

    今年も彼岸花のように手を赤くして作ったお団子を楽しみにしています。


    伊豆 熱川温泉 眺望絶佳の宿 熱川館
    若女将 稲葉

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