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北陸の昔ばなし
更新 : 2011/1/5 8:25
福井県の「福井」の由来
福井県は、廃藩置県の際、福井を中心とする県、ということで福井県となったそうです。その福井市は平安時代のころから、「北の庄」と呼ばれていたそうです。「庄」は荘園の「荘」と同じで、たぶん北のほうにあった荘園だから「北の庄」と呼ばれていたそうです。時は下って江戸時代、この北の庄の城に松平忠昌という人が城主となりました。「北の庄」の「北」というのは「敗北」の「北」だ。柴田勝家もここで羽柴(豊臣)秀吉に負けてしまっている。これは縁起がよくない。と言う事で土地の名前を変えようと思い、あれこれ考えた末に「福の居すわる町」ということで「福居」に名前を変えたそうです。さらに「福居」が長い間に「居」は書きにくい、と言う事でいつしか簡単な「井」の字があてられるようになり、「福井」となったそうです。