立春を過ぎ、日に日に春らしくなってきました。
宿周辺の雪も、田んぼや日陰にあるくらい・・・昨シーズンはかまくらや雪だるまをいっぱい作れたのに、もう春が来ちゃうのかなぁ〜と思いつつ、今日は温泉ソムリエ家元・遠間和広先生による「温泉の魅力と正しい入浴法」のセミナーの為、那須へ行ってきました。
セミナーでは水分補給・かけ湯・分割浴など、温泉効果をより高めるために知っておきたい事柄が沢山！
かけ湯や入り方については、事故防止のために勉強してお客様に説明したり、脱衣所に説明書きを貼っておりますが、水分補給についてはとても勉強になりました。
お風呂あがりに水分を補給される方は多いと思いますが、実は入浴前に飲んでおく事が大切なのだそうです。
入浴中には400〜500mmlの水分が奪われます。その為血液粘度が増してしまいます（いわゆるドロドロ血というやつです）。それを防ぐ為に、入浴１５〜３０分前にコップ一杯の水分を摂る事が大切なのだそうです。水分はもちろん「水」でも良いらしいのですが、体液に近いとされる「スポーツドリンク」や、湯あたりを防ぐのに効果のあるビタミンＣを含んだ「ビタミンＣ飲料」がより効果的との事。
温泉にツキモノの「お茶＋お饅頭」も入浴前に召し上がっていただくと、水分・ビタミンＣ補給・空腹による貧血を防ぐ事ができる！と、とても理にかなったモノなのです。
お饅頭は昔から温泉地に良くみられますが、ちゃんとした理由があったのですね〜。
昔の人はデータ分析などしなかったでしょうから、経験と知恵から生み出されたんでしょうね。

ちなみに当館では「栄太楼」さんのお饅頭をお出ししています。
チェックインされたら是非ご入浴前にお召し上がり下さい（＾＾）