浅草、向島の隅田川河川敷において毎年7月最終土曜日に行なわれる大会です。毎年8月に開催される東京湾大華火祭や神宮外苑花火大会とともに東京三大花火大会の一つです。
起源は1732年に発生した大飢饉とコレラの死者を弔う為、翌年に両国の川開きに花火を打ち上げたのが始まりといわれ、当時は20発前後と寂しいものでした。最初期の打ち上げは鍵屋が担当し、1810年に鍵屋の分家の玉屋が創業し、2業者体制となり、双方の腕を競いあった。観客は双方の花火が打ち上がったところで、良いと感じた業者の名を呼んだ。これが花火大会でお馴染みの「たまやー」「かぎやー」の掛け声の由来といわれています。
現在の「隅田川花火大会」の名称になったのは1978年からで今年で35回を数えます。

　日時　　　7月28日（土）小雨決行（荒天時は翌日曜日）
　場所　　　第一会場：加倉橋下流〜言問橋上流
　　　　　　第二会場：駒方橋下流〜厩橋上流
　打上数　　約2万発（第一、第二会場合計）
　交通　　　第一会場：都営地下鉄浅草線、東京メトロ銀河線「浅草駅」
　　　　　　第二会場：都営地下鉄浅草線、大江戸線「蔵前」
　詳しくは「第35回隅田川花火大会」公式サイトをご覧下さい。

　by 小野村