宿番号:327707
『自分たちの街の財産』
更新 : 2009/11/17 10:53
皆様こんにちは、ひろ雪1号です。
皆様にKITAHOTELを説明する際に、必ずと言ってもいいほど「緑豊かな中島公園に隣接」、もしくは「季節感あふれる中島公園の前に位置する」などと表現しております。
その公園内には、歴史的建造物「豊平館」やコンサートホール「キタラ」、菖蒲池でのボート遊び、鴨々川水遊び場など数多くの施設があり、更には数多くの彫刻、碑像、モニュメントがあります。
9月26日の土曜日にはじめてボランティアに参加しました。何のボランティアか?と言いますと、「中島公園内の彫刻清掃」です。
地元住民や札幌彫刻美術館友の会、もちろん私と同じお近くのホテルマン、そして実際に彫刻「のびゆく子ら」の作家である小野寺健寿先生も参加され、総勢30名ほどで行いました。
天候にも恵まれ「彫刻清掃日和!」。半日ではありましたが、中島公園内をゆっくりといつもと違う目線で歩きました。
主催されているかたがたは、「彫刻清掃のプロ」、彫刻の性質を知った上で、どのように清掃するのが、その彫刻にとって一番良いかを考えたうえで、水のみでの洗浄、やわらかなスポンジを利用などの細かな指導はもちろんですが、私が「プロ」と感じたのが、清掃にもかかわらずとても楽しませてくれたことです。作家の先生を呼び、その当時のお話やどのような経緯で作られたのかなど「生の声」を聞かせてくれました。
小野寺先生の作品「のびゆく子ら」は、白銅で作られており北海道ではどこにもなく、国内でもなかなかお目にかかれないそうです。普段はお会いする機会もないため貴重な時間でした。
彫刻をひとつひとつ清掃していくなかで、大変残念な場面に出くわしたのも事実です。
いたずらなのでしょうか、数多くの破損や花火のあとのようなコゲ跡など、人が手を加えたようなものがありました。自分たちの街の財産を残そう、大切にしようと働きかけている人たちがいる中で、このようなことがなされているのは、残念であり、悲しいことです。
清掃を始める際に、主催者のかたは、「4回目を数えるこのボランティアですが、彫刻は本来永遠のものであり、何百年、何千年と残したいと思っている方、観光で札幌に来た方にきれいな状態で見せたいなど様々な気持ちで参加しています。」とお話しされていました。
参加してから、彫刻を見る目線が変わりました。そして、札幌の街を見る目線が変わりました。
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