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熱海梅園では梅の開花と、熱海桜もチョッピリ開花して
更新 : 2010/12/25 14:28
昨日より日本列島はクリスマス寒気団に覆われ寒くなりましたが、
熱海梅園では梅の開花と同時にチョッピリですが熱海桜の開花が見られ一足早い春が感じられます。
「あたみ桜」は毎年1月上旬〜2月に咲くインド原産の寒桜の一種で、明治4年頃イタリア人によってレモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらされ、その後先人たちの努力により増殖が行われました。
昭和52年4月10日(市制40周年記念)には、熱海市の木に指定されています。
台湾・沖縄産の「カンヒザクラ」と日本の暖地に自然分布する「ヤマザクラ」が親であることが推定されています。
同じ枝に、早期に咲く花芽と後期に咲く花芽が二段構えにできることから、一ヶ月ほど花が楽しめます。
熱海市内には現在約1,200本(H21.11月現在)程あります。
主に糸川遊歩道(国道より上29本・下13本)、海浜公園(11本)、梅園前市道(22本)、姫の沢公園(70本) 他です。
花期は、1月〜2月上旬(約1ヶ月)
熱海市では平成21年12月、篤志家の寄附を受け、糸川河口部約90mの両岸に13本植栽。
今後、糸川橋上流部分についても、あたみ桜の寄附を受け、遊歩道の整備(現在あるヤエザクラなどを他に移植し、糸川全体をあたみ桜で統一)を進める計画です。
平成22年度から着手し、平成24年度中の完成を目指しています。
これからの寒い時期、是非熱海で温泉と一足早い春を、お楽しみ下さい。