宿番号:328302
歴史の宿 御客屋のお知らせ・ブログ
お客様のおかげです。
更新 : 2011/7/2 17:47
当館内には所々お花が活けてあったり、「和」を感じて頂けるような小物が置いてございます。
その中には、ご宿泊頂いたお客様より頂く物もございます。
この度、また素敵な「置き土産」を頂いたのでご紹介致します。
玄関を入って、まっすぐお進み頂くと付きあたりにちょっとした展示ブースがございます。
現在2点展示しておりまして、手作りの「着物」と折り紙の「手まり」がございます。
着物の方は先に展示されており、多くのご宿泊のお客様や湯めぐりのお客様の視線を「虜」にしてきました。(当館のHPでその美しさをご覧頂けます♪)
この度、仲間入りしたのがこちらの「手まり」でございます。本当にお見事でございますでしょう!?
私が、作って下さったお客様のお部屋に、ご注文頂いた珈琲をお持ちした時、女性3名様で丁度折り紙をせっせと切られてる段階でございました。
「何かお造りになるんですか?」とお尋ねしましても、
「うふふ…」と微笑まれ、
「あ、七夕の短冊ですか??」と、しつこくお尋ね致しましたが、
「もう、そんな季節ね〜と」うまくはぐらかされました(>▽<)。
うーーーん、いけずぅ〜と思っていたら、お帰りのお時間となってしまいました。
あれはなんだったのかしら…
聞こうかな、聞くまいかな、とモヤモヤしておりましたら、1人の女性の方がフロントの囲炉裏にお掛けになってお手元をお隠しになりながら黙々と先ほどの作業をお続けになっていらっしゃいました…
「気になる!!!!」そーーっと覗いちゃおうかとも思いましたが、ぐっとこらえて弐〇分ほど致しましたでしょうか…
「女将さんへ」と、完成した作品を当館の女将に手渡して下さいました。
「わぁ〜〜スゴイっ!!」一同、声を揃えてあまりの美しさに驚きました。
お花の花弁の様にチュルンと丸まってる部分は、なんと爪楊枝を使ったとの事です。
「和柄の折り紙でしたらよかったかもね〜」と仰っていましたが、この配色でも十分映えて綺麗ですよね☆
普段、お客様のお誕生日等のお祝い事にサプライズイベントを行っているのですが、お客様からサプライズして頂き、本当に嬉しい限りでございました。
どうも有難うございました。お陰でまた当館が味のある旅館になりました(^v^)
これから当館をお立ち寄りのお客様は、是非立ち止まってご覧くださいませ。
本日のブログ担当は、【す〜〜〜〜ちゃん】でした。