宿番号:328696
城崎温泉 お宿 白山(はくさん)のお知らせ・ブログ
秋の【菊日和・名月】アップしました^^8/10
更新 : 2010/8/10 23:53
いい感じに撮れてるでしょ^^姉妹館【湯亭 花のれん】別棟【花地蔵庵】のアプローチ♪
昨日は、忙しい中、秋の会席、活あわびフルコース、そしてやっと完成した【花地蔵庵】のアプローチを撮影しました。
本当に【花地蔵庵】には、苦労しました。。。正直最初見せて頂いた時は、どうプロデュースしようかと。。建物の半分を解体して駐車場に、残りの客室はそのまま。までは決まったものの。。
道から玄関までの長い道。前には、ありがたい温泉由来の石碑。なんですが、全然建物がみえない!
境界もあいまい。で庭の設計士が出してきたのは、京都風に板塀で石碑を隠す案。
まあ、無難な線。。でも、なんか違う。。狭苦しいし、閉鎖的やな〜。
ない知恵で頭が禿げそうな位考えて、急に城崎の基本理念思い出した。共存共栄。
妙に隠さず、石碑も一体の風景にしよ♪ついでに「まんだら湯」も♪
そう思うと頭に浮かんだ「ごんきつね」??黒井健さんの素敵な絵。ごんが兵十のおかあさんの葬列を見送る時に咲いていた彼岸花、お地蔵さん。
あんな日本の原風景のようなアプローチ作りたい!と設計士さんに言いました^^;
先生、お地蔵さん置くわ〜。へ、お、お地蔵さんですか???
又、変な事言いだしたと最初から引いてましたが、庭のデザイナーが、面白いかも?と興味を持ってくれて、田舎のあぜ道風のアプローチにして貰いました。だから、いわゆる日本庭園の本流の松や花が咲かない青木はありません。
ざくろや柿、かえでなどを植えています。本当は、彼岸花も植えたかったです。
お地蔵さんは、デザイナーさんに全部お顔を違えてデザインして貰い、オーダーしました。
御霊が入ってるわけではないので、ただの石のオブジェですが、つい拝んでしまいそう^^
冬には、傘地蔵になりますか?と風流に縁のなさそうなフロント男性陣も嬉しそうです。
だって6地蔵の顔をみるとツイ微笑んでしまいます。だから微笑みの宿^^
花まんだらの敷地はなぜか聖地と言われていて、まんだら橋を渡るとタイムスリップしたような感覚に囚われます。
どんなご縁か私が今年から預からせて貰う事になったので、この空気感を大切にプロデュースしてみました。
白山で秋の会席召し上がって、まんだら橋渡ってちょっと日本の原風景に会いにいきませんか?
町屋かふぇもやってます^^