今日は佛現寺(ぶつげんじ)へ行ってきました!
伊東温泉七福神めぐりの1ヶ所で、本堂には毘沙門天王が祭られています。
開運厄除けに御利益。
来年は日蓮大聖人伊豆法難750年です。
そして、佛現寺といえば珍しい「天狗の詫び証文」をもつ古刹としても知られています。
「天狗の詫び証文」今から約330数年前、伊東から修善寺に通ずる柏峠に怪奇なことが度々おこり、往来の旅人を悩ませていた。度重なる悪行に、天狗の仕業と時の役人も困りはて、名僧として名高き佛現寺の日安上人に天狗退治の祈祷を依頼。日安上人は柏峠に行き、巨大な老松の元で七日七晩読経を続け、満願の日に現れた天狗は鼻が三尺(90p)!勇をふるった日安上人が天狗の鼻をひねると、天狗は老松の上に逃げ去ってしまった。数日後、きこりを呼んで老松を切り倒そうとすると、天空は曇り一陣の風に老松が地響きをたてて倒れたのと同時に巻紙が舞い落ちてきた!以後、天狗は出没しなくなったため、きっと天狗のおいていった詫び証文だろうと佛現寺に保管されている。
一般には公開していませんが、お願いして特別に見せていただきました。
ところで、きっと天狗のおいていった詫び証文だろうとって気になりませんか?
なぜなら・・・・・。
なんて書いてあるか読めないのです!
いろいろな方々が調べても、今もって解読されていません。
しかも、文字数は二千九百余字!もあるのに同じ文字が見当たらないとのこと。
なんとも不思議な巻紙です。
謎につつまれた「天狗の詫び証文」に興奮したあとは、境内を散策しました。
伊東市街が見渡せます。
お土産に天狗詫状練り羊羹¥500、小倉餡と白餡を買いました。
包みの裏面に「天狗の詫び証文」の写真と由来がプリントされています。
佛現寺は当ホテルから車で約20分、事前に連絡すれば「天狗の詫び証文」の複製を見せていただけるそうです。