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宿番号:328834

じゃらん「泊まって良かった宿大賞」受賞。温泉露天風呂付客室有

大峯山洞川温泉
南阪奈道御所南ICを左折R309号南下し天川村川合を左折(約10分)で洞川温泉着(※)googleナビは注意必要

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洞川温泉 行者の宿 角甚(Kadojin)のお知らせ・ブログ

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  • 都会の夜にない静けさと、ほんのり光るホタルの命の舞

    更新 : 2025/6/28 8:18

    梅雨が例年より大幅に早く明けた報せと同時に、洞川温泉のあるスポットがひっそりと輝き始めました。旅館「角甚」から歩いてわずか3分の場所にある「龍泉寺」の境内や洞川温泉の入口の川辺にて、天然の蛍が飛び交う幻想的な風景が見られるようになりました。

    龍泉寺は、役行者が草創したと伝えられる由緒ある古刹。清らかな水が湧き出す境内は、湿度が高く水辺も豊か。まさに蛍たちにとっての楽園です。

    さて、蛍がよく飛ぶ時間帯や気象条件、皆さんご存知ですか?

    実は蛍が最も活発に飛ぶのは、気温が20度以上、湿度が高く、風のない曇りや湿度の高い夜。午後8時から9時頃がピークタイムとされ、都会では味わえない“自然のリズム”を全身で感じられる貴重なひとときです。

    また、ちょっとした豆知識をひとつ。蛍の光り方には“東西の違い”があるのをご存じでしょうか?

    関西のボタルはピカピカと短い間隔で点滅するのに対し、関東で見られるボタルは、ふわりと長く光って消える幻想的な光を放ちます。東日本のホタルは4秒に1回とややゆっくり、西日本のホタルは2秒に1回と少しせわしなく光ります。洞川温泉で見られるのはもちろん、関西型のゲンジボタル。静けさに包まれた山あいの夜に、彼らの光はまるで呼吸するように優しく灯ります。

    都会の喧騒を離れ、自然の音に包まれて過ごす夜。カップルでそっと手をつなぎながら、静かに舞う蛍を眺める・・・そんな時間が、おふたりの距離をぐっと縮めてくれるかもしれません。

    角甚では、夕食後にふらりと蛍を見に行ったり、浴衣のままでぶらりと温泉街の散策をおススメしています。蛍スポットは徒歩わずか3分の龍泉寺なので、帰りも安心。洞川温泉には殆ど蚊もいないので快適にお出かけ頂けます。気分を上げる手持ち提灯も貸出していますよ。



    都会では出会えない、儚くてあたたかな光の記憶を、ぜひ洞川温泉で。ただ蛍は天然のものにて見られる期間や日にちも限られますので何卒ご了承を。

    皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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