こんにちは。
今日は当館の売店で販売中の「ふぐのヒレ」についてご紹介します。


こちらのヒレをご家庭のトースター等で弱火できつね色になるまであぶります。
これをコップ等にいれ、熱燗のお酒を注ぎます。
蓋などをしてヒレの香味がお酒にうつるのを待って飲みます。

お酒に火を点じる飲み方もあります。

では、なぜ火を点けて飲むかご存知でしょうか。

香ばしさを高める意味があるそうですよ。

ヒレ酒は、かつて第二次世界大戦後米不足の際に導入された清酒の一種である三増酒のような品質の悪い日本酒が幅を利かせていた時代、「二級酒を特級酒に変えてくれる」と評され安い酒を美味しく飲む手段として定着した飲み方だそうです。

ヒレ酒にそんな歴史があったとは・・・
全く知りませんでした。
私は、日本酒が苦手でヒレ酒を飲んだことはありませんが、きっととっても香ばしい香りなんでしょうね。

お土産だけでなく、もちろん当館でもお出ししています。
さむ〜い冬に、てっちりをご堪能いただきながらご一緒にヒレ酒はいかがですか。