東京に住み始めて丸一年が経ち、ようやく蜘蛛の巣のような路線や、複雑な乗り換えにも慣れてきました。するとこれまで外国のように遠く感じていた場所がまるで近所のように感じられるから、人間とは不思議なものです。
　鎌倉という場所も、田舎にいた頃の私にとってはテレビの向こうの場所でした。ですが今では電車で1時間半。これは行けるぞ！と先日ふと思い立ち、行ってきました。

　鎌倉駅の東口にある赤い鳥居、それがメインストリートである小町通りの入り口です。観光客向けのレストランや土産物屋さんが軒を連ねていますが、一歩横道に入るとクリーニング屋や八百屋さんなどもあり、地元の生活が垣間見えるようでほっとします。
　そしてなにより小町通りには美味しい食べ物屋さんがたくさんあります。今回は食べ歩きを目的として向かったのですが、一度通りを歩くだけでもう誘惑の嵐でした。
　名物のしらすを使ったしらす丼、焼きたてのお煎餅、熱々のソーセージに揚げたてのピロシキ、蒸したてホカホカの豚まん、肉ちまき、チョコレートのコロッケと紫芋のソフトクリーム、鎌倉名物鳩サブレー･･････
　未だに思い出すだけで、とっても幸せな気分になれます。

　食べ物以外にも美術館や観光名所が沢山あるので、ちょっとした小旅行にオススメです。
私もまた、美味しいものや素敵なものに出会いに行きたいと思います！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モモ
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　鎌倉　小町通り
　鎌倉駅東口を出てすぐ