「福井の宝石」とも言われている笏谷石という石があります。北前船の錘として交易の要であった北海道や青森などを中心にも普及していました。比較的熱に強くて柔らかいので加工もしやすく、水に濡れると綺麗な青色に変わることもあり、石仏や石塔などの細微な彫刻が必要なものから石畳や屋根瓦など幅広く活用され、優れた石工の技術と共に福井だけでなく日本の文化を支えてきました。
現在では採掘しておらず、古い民家の倉庫などに眠っていた笏谷石を加工したお皿や湯呑みなどがお土産屋さんなどに行けば手に入ります。一寸値が張りますが福井観光の記念やおみやげに良いかもしれません。