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【スタッフblog】塩田平のため池群(上田市)
更新 : 2019/10/6 16:22
たびたびご紹介している、「信州の鎌倉」こと上田市塩田平。地図で検索してみたり空中写真を眺めたりしてみると「ため池」の多いことに驚かされます。
塩田平は江戸時代に塩田3万石といわれた上田藩の穀倉地帯でありました。しかし、この地域は年間降水量1000ミリ前後という全国でもトップクラスの寡雨(かう)地域のため、塩田平を流れる河川は流水量が乏しく、塩田平の水田の1割未満しかかんがいできませんでした。このため、戦国時代末期から江戸時代に数多くのため池が築造され、近世には個人利用の小池まで数えると200個以上までになりました。これらは拡築されたり新たに構築されたりして、しだいにより大規模な池に統合されていったのだそうです。現在「ため池施設台帳」には41池が登録され、塩田平の約900haの水田をうるおしています。
塩田平でため池めぐりをするためには、まず別所温泉駅構内にある「別所温泉観光案内所」に行き、「ため池マップ」をもらい、案内所の方におすすめのため池を聞くと良いでしょう。
私は、そこで「舌喰池」と「塩吹池」を紹介していただきました。「舌喰池」は「塩田の里とっこ館(http://www.shiodanosato.jp/)」に隣接したため池で、7月には蓮の花も良いとの事。とっこ館でため池の様々な情報を得る事もできます。ちょうど付近の田んぼで野焼きが行われていて、くつろげる芝生もあり、のどかな風景に心が安らぎました。
「塩吹池」は塩田平を象徴する山「独鈷山(1,266m)」の湖映が素晴らしい、との事でしたが、訪問した際にちょうど風が吹いてしまい、さざ波が発生してうまく湖映しませんでした。
自分で調べて行った「山田池」は、池面積の半分以上が水草に覆われていましたが、一周ぐるっと回ってみると「女神岳(972m)」の湖映が美しく取れる場所があり、行ってみて正解でした。
「ため池マップ」には他にもさまざまなため池が記されていますので、訪問した際にはまたこちらでご報告させていただきます。
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