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箱根湯本温泉 天成園のお知らせ・ブログ
☆毎週日曜更新♪はこね雑学事典!『た』…大地○○☆
更新 : 2015/12/6 11:09
はこね雑学辞典『た』は
【大地の公園!? 箱根ジオパーク】です。
天成園で『た』と言ったら、『玉簾の瀧』という感じがしますが、
あえての変化球です。
「ジオパーク」…???
という方もいらっしゃると思いますが、
実は日本でジオパークに認定されている場所は
今年9月現在で39地域あります。
ジオパークの定義については、
「日本ジオパークネットワーク」のHPを見ていただくとして
(書くと文字数が足りなくなるもので…)
箱根ジオパークは、箱根・小田原・真鶴・湯河原の
4市町をエリアにしています。
私なりのジオパークの解釈ですが、
屋久島や知床など「世界自然遺産」と「ジオパーク」の違いは、
●世界自然遺産→保護
●ジオパーク →地質や自然、歴史、文化、産業等を活用し地域を活性化
ということではないでしょうか。
ジオパークのエリア内には
ジオサイトと呼ばれる見所ポイントがあり、
芦ノ湖や大涌谷、小田原城と言った観光スポットや、
箱根神社や箱根関所などの歴史スポット、
元箱根石仏郡や蛇骨渓谷など奥深いスポットまで計41箇所あります。
天成園庭園内の「玉簾の瀧」もジオサイトに登録されています。
お時間のある方は天成園でも無料で配布しております
『箱根ジオパーク ジオサイトマップ』を
片手に散策するのも楽しいと思います。
マップには、小田原や箱根湯本地区の散策コースも紹介されています。
箱根以外のジオパークは何処かというと…
やはり大地の恵みを受けた温泉で有名な地域が多く認定されています。
「洞爺湖有珠山」「阿蘇」「霧島」「桜島・錦江湾」などです。
これらの地域の他に、私のオススメは最近、世界ジオパークに認定された
北海道様似町の「アポイ岳ジオパーク」です。
地域の地質(アポイ岳のかんらん岩)、自然、歴史、アイヌ文化、産業など
見所たくさんのジオパークです。
今週からの『た行』は箱根ジオパークをテーマにお届けの予定です。
久々の登場!ライターNがお届けしました。
写真は天成園庭園にあり、
ジオサイトNo.12に登録されている『玉簾の瀧』です。
水を通しにくい地層の上に、水を通しやすい地層があり、
2つの地層の間から流れ出た水が瀧となっています。
朝8時から日没まで見ることが出来ます。
↓↓箱根ジオパークのURL↓↓
http://www.hakone-geopark.jp/
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