早や、９月・・・
夏休みも終わって、大分静かな星ヶ山になりました。

星ヶ山にお越し下さったご家族様は、それぞれ楽しい思い出を
沢山持ち帰ってくださり、お手紙を下さった方もいらっしゃいます。
本当にありがとうございました！

その中でもとても印象深かったSGさまご家族のお話。
星ヶ山にお越しになるのは２度目で、
カブトムシを捕ろうと張り切っておいでになりました。

星ヶ山のご近所でカブトムシ捕りをしている施設さまに訪問。
既にメスのカブトムシしかおらず、星ヶ山の敷地では、
オスをなんとか探そうと頑張ったけれど、捕獲出来ずに･･･
ガッカリした様子で、一匹しか居ない虫かごを見せて
帰りかけていました。
　
「おじさんが昨夜捕ったカブトムシのオスをあげようか？」
言葉が終わらないうちに、家族全員で万歳のごとく大喜び・・・
宝物を貰ったような歓喜に自分も嬉しくなってしまいました。


その後のお手紙。
持ち帰ったカブトムシのつがいに
名前までつけて可愛がっていたところ、
オス「ほっしー」が飼育一週間で死んでしまい、
悲しみにくれながら家族で近くの山に埋めて
命の尊さを学んだという内容をお知らせ下さいました。

「一週間しか生きなかったのか･･･
　　　かえって悲しい思いをさせてしまって申し訳なかったね･･･」

その後の続報が先日届きました。
「ほっしー」との生活はたった一週間だったけれど、
メスの「たい子」が卵を４３個も産んで、
４２匹が無事幼虫になったとの事。
来年は成虫を見せに来てくれるそうです。
おおいに楽しみになって来ました!!

「星ヶ山」の一泊で、
ご家族みんなで貴重な経験をしていただいて、
思い出深いものになったら、本当に嬉しい限りです。

写真の花は「さるすべり」。百日紅と書きます。
１００日、花が咲き続けるとの事、満開はもう少し続きますね。