この数日の伊東市は暖かな日が続き、日中は春の装いでも汗ばむくらいの陽気でございます。
海風も冷たさが和らぎまして、当館８階のサンブエナデッキからも気持ちの良い風を感じていただけます。

今回は伊東から少し離れまして、西伊豆の堂ヶ島をご紹介いたします。堂ヶ島は伊豆の松島とも謳われる程の、伊豆有数の景勝地です。特に、昨年９月６日更新の当館のブログでもご紹介いたしました天窓洞は国の天然記念物にも指定されており、船で中まで入ることができます。美しいエメラルドグリーンに光る海と、天井に開いた穴から差し込む光のコントラストは、時間を忘れてしばし見入ってしまうほどの美しさです。

また、干潮時にのみ道が出現し、渡ることができるようになる三四郎島という島もございます。こちらは象島、中ノ島、高島の3つの島からなる島で、戦の最中、この島に隠れ棲んでいた源氏の武者三四郎に、恋人の小雪が逢いに渡っていたと言われております。引き潮の数時間のみの逢瀬というとてもロマンチックな伝説の残る三四郎島は、時間によって異なる表情を見せる場所です。

また、西伊豆は夕日の名所でもございますので、黄金色に染まる海岸沿いも絶景だとのこと。界アンジンからは車で約1時間30分です。伊東から少し足をのばしてでも一見の価値ありとおすすめできる場所ですので、ぜひお出かけくださいませ。