吹く風に少しずつ秋の気配を感じるようになってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今回は改めて、界アンジンと非常に深いつながりのある「船」についてお話し致します。当館界アンジンの「アンジン」という部分は、三浦按針というイギリス人航海士にちなんで名づけられました。
彼は航海の途中に幾多の困難に直面しながらも、日本への船旅を諦めることはありませんでした。日本にたどり着いたのち当時の将軍徳川家康に仕え、イギリスの進んだ技術を日本に伝えました。そのひとつが造船技術で、彼は家康の命令のもと、この伊東の地で日本で初めての西洋式帆船の造船を行いました。

三浦按針の生涯をみなさまにより知って頂けますよう、当館ではご当地楽「青い目のサムライ紀行」と題したイベントをご用意しておりますので、ご宿泊の際はぜひご参加くださいませ。

さらに、界アンジンの館内には船の模型があり、当時の実際の木造船と比べて約50分の1のサイズです。これらの模型は館内に全部で3つありますので、探しながらお気に入りの場所の船の前で記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか。