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奥深い会津の歴史☆「仏都会津」を旅してみませんか?
更新 : 2013/10/3 9:53
京都、奈良、鎌倉、平泉と並び称される仏都「会津」。
意外に思われた方もいらっしゃるのでは?
会津が仏都と呼ばれる歴史を辿ると、その起源は平安時代初期に遡ります。
都の京都から遠く離れた平安時代に?なぜ?
平安時代初期、法相宗の高僧・徳一(とくいち)は布教活動のため陸奥の国南部から常陸の国に赴き、特に会津周辺に多くの寺を建立しました。
なかでも耶麻郡磐梯町にある慧日寺(えにちじ)は会津仏教の原点でもあり、東北最古の寺とも言われています。
最盛期には寺僧三百、僧兵数千、子院三千八百を数えるほど隆盛を誇っていたようです。
他にも今なお健在する河沼郡湯川村にある「勝常寺」、河沼郡柳津町にある「円蔵寺」、耶麻郡西会津町にある「妙法寺」などを開基し、会津を仏都の名にふさわしい環境を作り上げたのです。
慧日寺はその後、幾多の戦乱による被災、明治の廃仏毀釈による廃寺など、歴史の渦にのみ込まれ衰退しましたが、明治37年に「恵日寺」として復興、徳一による平安時代の遺構は慧日寺跡として国の史跡に指定されています。
また、史跡の整備も行われ平成17年から始まっていた金堂の復元工事が平成20年に終了、往時の美しい金堂がよみがえっています♪
まだまだ語り尽くすことのできない仏都会津の歴史。
あなたも奥深い会津の歴史を紐解き、この秋、会津を旅してみませんか。
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◎史跡慧日寺跡◎
場所:耶麻郡磐梯町大字磐梯字寺西38番地
アクセス:
当館-->国道118号線-->国道49号線(郡山方面)
-->県道64号線(会津河東IC入口)
-->県道7号線(猪苗代方面)-->恵日寺
※所要時間:お車で約50分
問合せ:磐梯山慧日寺資料館
TEL 0242-73-3000
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画像:磐梯町HP 磐梯山慧日寺資料館より
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