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宿番号:330922

24年3月ビュッフェオープン!会津初のウェルカムベビー認定の宿

ハイクラス

芦ノ牧温泉
JR会津若松駅よりバス30分、芦ノ牧丸峰前徒歩1分。会津鉄道芦ノ牧温泉駅より送迎車で8分、要予約。

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    末廣酒造取材:伝承山廃純米「末廣」へのこだわり@

    更新 : 2017/1/13 17:02

    末廣酒造から丸峰でご提供しているのは、伝承山廃純米“末廣”
    この日本酒は津佐杜氏が“おもしろい”と
    日々愉しんで醸している日本酒です。

    山廃とは江戸時代に確立された生もと造りから
    山卸(米をすり潰す作業)が精米技術の発達により廃止なった造りを指し、
    自然界に存在する微生物を利用し
    約4週間をかけて酒母(日本酒のもと)を造り出す伝統的な造りです。

    酒母を造るため仕込み水・米麹・蒸米がはいったタンクの中には、
    最初は米や水や空気中から入り込んだ硝酸還元菌や乳酸菌や
    酵母菌などの沢山の微生物が存在しています。
    そこから仕込み水の中に存在する硝酸還元菌が
    他の微生物を負かしタンクの中を綺麗にしてゆきます、
    温度が上昇するにつれ乳酸菌が米の糖分を栄養に増殖してゆき、
    野生酵母などは乳酸菌の造り出す酸に負け、
    タンクの中は乳酸菌の増殖した酸味の強い
    ヨーグルトの様な状態へとなります、
    しかし一定の所で乳酸菌の増殖は止まってしまいます、
    そうすると今度は乳酸に強い耐性を持つ酵母が姿を表しはじめ、
    米の糖分を元に増殖しアルコールを生み出し、
    乳酸菌はそのアルコールに負け酸味と共に消えてゆきます。
    こうして酒母は微生物が淘汰しあう過酷な過程を経て完成します。

    最終的に酵母を増殖させて酒母を造り出す為には
    時間もかかり温度管理など繊細な作業も多く、
    失敗する確立も高い非常に難しい工程となります、
    しかし津佐杜氏は必ずしも思い通りにはならないからこそ
    “おもしろい”のだと日々微生物の成長と変化を楽しみに醸しています。

    タンクの中、微生物が醗酵している様子。

    伝承 山廃純米「末廣」

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