宿番号:330922
会津芦ノ牧温泉 丸峰観光ホテルのお知らせ・ブログ
皐月★料理長おすすめ懐石 その1
更新 : 2019/4/18 9:34
季節感を大切に、旬の食材にこだわり仕上げた「料理長おすすめ懐石」
皐月のお献立をご紹介します。
囲炉裏を閉じ、畳を変え、お茶は新茶に、
初夏の陽射しに木々は一斉に芽吹き、山々は瑞々しく新緑に溢れ、
ダイナミックに季節が移ろう5月。
木の芽(山椒の若葉)や蓬が、春の香りを運んだ4月から、
大葉や青柚子が、初夏の香りを運ぶお料理へと変わります。
旬の味わい、季節の香り、四季の彩りをお愉しみください。
●膳出し:飯・汁・向付
飯:会津産こしひかり白粥
汁:袱紗仕立て
春までは甘みある白味噌仕立てでしたが、少し汗ばみ始める季節には、赤味噌(八丁味噌)をたし少し塩味ある汁に、スナップエンドウが鮮やかに映える一品です。
向付:勝男叩き
端午の節句の頃に旬を迎える初鰹。南から北へと餌を求め回遊中、身は脂分が少なくさっぱりと、表面を軽く炙り芳ばしくたたきに、一足早く茗荷が真夏の香りを、ポン酢醤油で爽やかに仕上げました。
膳出しの3品でまずは小腹をお満たし下さい。
●煮物椀:うすい豆すり流し
うすい豆をすり潰し、出汁でのばし裏ごしした汁は、鮮やかな緑が目に美しく、さらりと滑らか。夏にかけ身が充実する油目は、本葛をまぶして湯がきふっくらと、出汁を十分に含んだ生麩と共に、味わいや食感はもとより、見た目の美しさにも愉しめる一品です。
●焼肴:五月鱒の香り焼き
渓流魚アマゴの降海型であるサツキマス、大きな環境の変化により生息数が激減している希少種は、5月には産卵を控え遡上し、脂をたっぷりとたくわえ旬を迎えます。
その身を甘めのタレに漬け込み焼き上げました。赤身はふっくらと旨みが強く、脂身はトロリととろけるよう、大葉の爽やかな香りが心地よく、天然ならではの旨味が楽しめる一品です。
旬を迎えた山の幸と海の幸、
素材の味わい引き立て一品一品仕上げました。
一期一会の季節の味わいをお楽しみください♪
※その時々、旬を迎えた食材の良いところを選び献立を考えるため、
内容が変わることがあります、あらかじめご了承ください。
●膳出し 向付:勝男叩き
●膳出し 汁:袱紗仕立て
●煮物椀:うすい豆すり流し
●焼肴:五月鱒の香り焼き
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