名鉄グランドホテルのお知らせ・ブログ

　貴重な陶磁器を間近でご覧いただける施設として愛知県陶磁資料館をご紹介します。瀬戸物で有名な瀬戸市の丘陵地帯に位置しホテルからは地下鉄東山線で藤が丘駅でリニモに乗り換え陶磁資料館南下車、徒歩600Mの所にございます。愛知県陶磁資料館は、日本の最大級の窯業地である愛知県瀬戸市に、愛知県政100年記念事業として1978（昭和53）年6月1日に開館しました。以降、日本やアジアを始めとする世界各地の様々なやきものの魅力を伝えてきました。コレクションは3点の重要文化財を含む7,020点（平成27年3月末）となり、国内屈指の陶磁専門の資料館です。
　古代から現代までの日本及び世界の歴史陶磁と芸術性あふれる所蔵作品等を展観するとともに、陶磁を中心として工芸全般まで領域を広げ、国内外の優れた作品が鑑賞できます。また全国の主要な窯業地の陶磁作品、海外の代表的な窯業地の陶磁作品、国内外の現代陶芸、陶磁器産業資料などを紹介しています。
　陶芸館では陶芸指導員の指導のもと、「作陶」または「絵付け」を体験できます。小さいお子様やご年配の方までどなたでも楽しむことができます。うちの子供も子供会で以前、作陶体験をさせて頂きました。大喜びでした。勿論、大人の方にもお薦めです。
茶室「陶翠庵( とうすいあん)」は日本の伝統美とゆったりとした落ち着いた雰囲気を楽しめる茶室です。立礼茶席( 椅子席) での喫茶のほか、８帖と４.５帖の２つの茶室は、茶会にもご利用いただけます。また、ご使用いただく茶碗は、瀬戸・美濃・常滑の有名な陶芸作家の方たちの作品を月ごとに替えて準備され、ご自分でお好きな茶碗を選んでご利用いただけます。
　古窯館では敷地内から発掘された平安時代-鎌倉時代（12-13 世紀）の窯を展示しています。
　緑に囲まれた静かな環境で広大な敷地の中に点在する展示施設を回ったり、お茶室でお茶を頂いたり、作陶体験をしてみたり…。瀬戸物について興味のある方にはお薦めの施設です。是非、お出かけください。