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    【京の歳時記】除夜の鐘百八つ。

    更新 : 2009/12/26 11:58

    年越しといえば『除夜の鐘』。
    ご存知のように、一般的にはこの鐘は108回撞かれる訳なのですが、
    この数の元となる説には様々なものがあります。
    大晦日目前の今日はその『除夜の鐘』についてのお話。

    除夜の鐘の起源は2説。「陰陽法系」と「仏教系」に分かれます。

    陰陽法系の説としては、
    @一年の月の満ち退きの回数が『12』(立春・春分etc..)
    Aその一年を『24』等分した二十四気(二十四節気)
    Bそれを更に細分した『72』候(しちじゅうにこう)
    @+A+B=108
    となりそれぞれの日々を過ごす中で生まれた煩悩や邪心を払うとされます。

    つづいて仏教系はさらに2説に細分されます。
    一説は、
    @人が暮らす中で知覚する好、悪、平の『3』つの煩悩が、
    A目、鼻、口、耳、皮膚感覚そして心の『6』つ(六根)に生まれて
    B18種類(@×A=18)となり,
    Cそれぞれに染、浄の『2』種類が。
    さらに過去、現在、未来の『3』種類があるのでそれを掛け合わせると、
    (B×2×3=108)百八煩悩となるとします。
    他の一説は、
    人々は98種類の煩悩によって輪廻の世界に結びつけられており、
    これに修業を妨げるものとしての10種の煩悩を合わせて百八煩悩。
    としています。


    太く遠くまで響く除夜の鐘。
    遠く耳を澄ませて蕎麦をすするもよし。
    自らの手で打ち鳴らして強く想うもよし。

    その年にあったことを思い浮かべ、
    新しい年が佳い年であるように祈りましょう。

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