宿番号:331105
氷見温泉郷 魚巡りの宿 永芳閣(BBHホテルグループ)のお知らせ・ブログ
ほおずっき、ほおずき〜♪
更新 : 2008/6/29 16:05
鬼灯(ほおずき)?
いえいえ・・・実は、玉子です。玉子の黄身の味噌漬けです。
温泉玉子より、ちょっと高めに温度設定し、ゆでること20分。
すぐに流水で冷まし・・・
そーっと・・・むきます。
水の中で、ゆらゆらと白身だけを取り・・・
薄皮も取り・・・
水気を切ります。
白味噌、田舎味噌、味醂を練り合わせた床に・・・
並べ終えたら、上からそっと味噌を掛け蓋をします。
1‐2日寝かせて、しまってきて色がでてきたら、ほおずきの殻に入れます。
こんな風に前菜の中の1品になるだけの地味な存在ですが・・・。
まだ、鬼灯には早いのですが、見立てのものは季節先取りで、ちょっと早めに・・・
ですから秋の初めには、汐昆布と合わせて、柿玉子となったりもします。
召し上がっていただいた方からは
「アラ、ずいぶん手のかかった品ですね・・」とわかっていただけます。
板前とお客様の駆け引きみたいなものでしょうか。
もっとも、「氷見!といえば・・・刺身っ!」というお料理をご希望の方には、
地味すぎるので、お出ししておりません
・・・お祝い事の前菜とか、巡りのコースの前菜とか、そんなときだけ登場する
地味だけど奥深い1品です。
7月中ごろまで・・・・