宿番号:331105
氷見温泉郷 魚巡りの宿 永芳閣(BBHホテルグループ)のお知らせ・ブログ
でもって、本チャンの伝馬船が完成
更新 : 2008/7/23 18:23
先般、忙しい合間を縫って、うちの舟盛用の船をちょいちょいと直してくださった番匠さん。
その番匠さんの作品?40年ぶりの決定的瞬間に立ち会う。
最後の部材は「クリコベリ」。という船のお知りの補強材>
これを取り付ければ天馬船は完成となる。
「クリコベリ」は、船の装飾のためでもあるが、
ロープのすれ止めであったり、ぶつけた時の補強のためでもあるそうだ。
手際よく、ボルトで止めていく。
さらに、金槌でたたいて仕上げる。
クリコベリのデザインは地域性があるそうで、
「雲の形のものや波の形のものはよくあるから、
一緒やったらつまらんと思って、この形にしてみた。」
とおっしゃる番匠さんのデザインは…。
番匠さんいわく、魚が口を開けたイメージなのだそうである。
うーん、さすが氷見!!ならでは、と思いきや、、、
「ほんとは、ヒミングの高野代表が大口開けて、
ぼた餅食べとるイメージなんやけどねえ〜(笑)。」
と、おちゃめな番匠さん。
「この模様を削ったノミは形が特殊で、押して削っていくという使い方やと思うんやけど…。」
「なにしろ、このノミを使ったんは初めてやからねえ。
自分の父親も使っていたところを見たことがないくらいやから。
何十年も使わないままあったもんで、刃を研いだりと、なかなか大変やった。」と、
それでも満足げな様子。
そして、櫓を取り付けてみる。
皆さま、お待たせしました。いよいよお披露目は、7月27日です。
ひみまつり(8月2日3日)では、乗船体験もできますよ〜。
どうぞ、お楽しみに!!
ところでヒミングって何?と仰る方は
http://himming2008.jugem.jp/ コチラ
関連する宿泊プラン