宿番号:331105
氷見温泉郷 魚巡りの宿 永芳閣(BBHホテルグループ)のお知らせ・ブログ
板前の仕事。プロの技
更新 : 2009/6/10 13:51
この時期・・・真鯛も黒鯛も、メスのおなかの中には真子が入っております。
本日は、同じ素材を『女将が調理したのと、板前が調理したの』では、
どのくらい違うのであろうか!?
・・という大変高尚なネタでございます。(なんじゃろかいな・・・?)
女将の技は横に置いておきましょう。この際
同〜じ鯛の真子を板前が調理したものは
・・静か〜に煮崩れないように花を咲かせてます。
それから、たっぷりの煮汁のまま、冷ましてます。
で、その煮汁と寒天とで、オクラを閉じこみまして・・・
その上に、そーっと鯛の真子を置きまして・・・
針しょうがをきれいに並べまして・・・
またまた煮汁寒天をヒタヒタヒタ・・・・
じっくり冷まして、ひっくり返して・・・
一個切り出したものが上の写真!
ああ〜ぐや゛じい゛〜うまいよー。きれいだよぉぉぉ。
そして、このように焚き合せの冷椀の1品となるのであります。
こんなに手間ひま掛けていても、
この鯛の真子は、献立の中の1品としての冷椀の中の1素材
・・・決してメインにならない地味素材。
しかも、何日も掛けて使い切るわけでもなく、1回の食事で一瞬でおなかの中へ。
きびしー、プロの仕事って!
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