入梅したはずなのに・・・・
すっきりさわやかな氷見であります。

本日は、お祝いの席に舟盛のオプションのリクエスト。
季節らしい、氷見らしい舟盛で・・とのこと。

うーん、魚種日本一の氷見は・・・
逆の読み取り方をすれば
「他で捕れる魚のほとんどが氷見でも捕れる」ということでありまして
・・・つまり、日本各地から氷見らしい魚を求めてくる方々が
地元で食べている魚が氷見にもあるということで・・・
氷見にしかない魚というのはかえって難しいわけで・・・・

と、回りくどい言い方をしておりますが、

とにかく「氷見ならでは」のリクエストには、いつも大変悩む・・・
ということを言いたかっただけでありまして・・・しどろもどろ・・・

まぁ、とにかく、今日は氷見浜産の鱧(ハモ)!!

活きていたので、お互いに噛み付くのであります。
そんなわけで、下顎を落として、活〆し、腹を開け、釘を打ち。
3枚2.9枚におろします。
背中の皮一枚が繋がった状態でおろさないといけないので、
3枚おろしではありません。
背中で繋げたまま、ペロリと開いて、中骨をはずし。
セビレを皮側からはずします。
で、シャシャシャ・・・と
小気味良い音とともに・・・骨きりします。

一切れずつにばらし・・・
ささっと霜降り・・・
花が咲いたら・・・
氷水にとります。
還暦にちなんで赤い梅肉を添えて・・・
夏らしくハモの乗った６人前の舟盛に。

ステキな還暦祝いになりますように・・・・♪