宿番号:331105
氷見温泉郷 魚巡りの宿 永芳閣(BBHホテルグループ)のお知らせ・ブログ
【ご当地グルメ】500グラムの差が3万円の差
更新 : 2009/12/20 15:21
産地も水揚日も同じ、この二匹の氷見浜天然寒ぶりの違い・・・・
判りますか?
実は、重量。
片方は、8.5キロ。
もう片方は、9.0キロ。
たった500gの差なんですが、
この日は、1キロあたりの競り値が3000円も違ったのであります。
8.5キロの寒ブリの競り値が、1キロ当たり(a円)だとすると、
9.0キロの寒ブリの競り値が、1キロ当たり(a+3000円)という意味。
a=7000だとすると、
8.5キロの鰤は、8.5×7000=59500円
そして、9.0キロの鰤は、9.0×(7000+3000)=90000円
500gの違いで30500円の価格差。
たった500gの違いなんですが、
氷見ブリ、氷見ぶり、氷見の寒ブリ〜、っとヒートアップした日には
こんなに大きな差が出ることもあります。
あ・・・もちろん、1キロ1万円、15000円、ということもよくあります。
もう少し安いと、いいんですけどネェ〜。
そして、同じ9キロでも、スリムでのっぽな9キロと、
女将体型の9キロの場合もまた競り値が大きく変わります。
もちろん、女将体型の9キロの鰤は、キロ当たりの単価がドンと跳ね上がります。
女将・・・氷見浜の寒ブリに生まれていたら、評価高かったろうなぁ〜
さて、そんなギリギリの駆け引きの中で競り落としてくる氷見の寒ブリなので、
大事に大事に・・調理します。
鰤大根も大きな鍋でゆらゆらと3日掛かりでアクをとりながら
雑味を出さないように味噌炊きします。
味噌を入れて、急いで炊いたら、
味噌がツマって美味しくなくなってしまうので、
もう本当に火を入れているのかどうか、判らないほどのとろ火。
ふふふ・・・沸いてないけど、ちゃんと煮ています(笑)。
ぶりは、そのくらい気を使う永芳閣にとっては神聖な魚。
そして、そんな私たちの鰤への思いを判ってくださっているお客様がたくさん。
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