宿番号:331105
氷見温泉郷 魚巡りの宿 永芳閣(BBHホテルグループ)のお知らせ・ブログ
【完成】アワビハウス・・・・・のはずが
更新 : 2009/12/30 12:29
さて、新年を永芳閣で迎えるために、おなじみさん続々!
そんな、おなじみさんたちは、うちのシステムもよーくご存知。
コース料理の他に、今年は何をオプションでオーダーしようかなー、と
女将の趣味いけすにのぞきにこられます。
で、この時期、イチオシのオプションは、
おめでたい『鮑(あわび)』。
なんで、鮑がおめでたいか?っつうと。。。。。。。。
昔中国では、アワビを「不老長寿」や「若返り」の薬的な食物として
皇帝に献上していたそうな。
やがて、その話が日本に伝わり、
アワビを「不老長寿」のありがたーい食べ物とする説が生まれ・・・、
ま、そもそも『不老長寿』を達成した人はいない訳で、あくまでも『説』。
アワビの旨味成分は、ロイシンやグルタミン酸、などなどのアミノ酸。
コリコリ食感は、コラーゲン及びエラスチンというタンパク質によりますが、
このコラーゲンは熱を加えることによって変化し、柔らかくなります。
刺身のアワビはコリコリだけど、
アワビのコンロ焼やアワビのしゃぶしゃぶが柔らかなのはそのため。
ま、旨くて、身体にも良く、めでたいアワビなら、是非に年越しに!
と、そんなこんなで、鮑をいけすにどっさり泳がせた女将ですが、
この鮑ちゃんたち、一旦くっつきあうとテコでもはがれてくれません。
とにかく、いけすから板場に持って行くのが大変な作業。
しかも、永芳閣で扱うアワビは、地物!天然!と決めておりますので、
重量がそれぞれに微妙ーに異なる、、、というわけ。
が、しかーし、いつも、くっついてしまったアワビ集団をはずすのに一苦労、
もたもたと重量を量っているうちに、また、アワビがくっついちゃう!!
の、繰り返し。で、超大変!!なのですよ。
とほほ。
そして、今年、スタッフと一緒に考えた!!
アワビハウスーーーーーーーー!!
重量も一目瞭然!!
アワビの下に、透明なシートをかませたから、ぽこっと外れる!!
ふっふっふ、これでばっちりだぜーーーい!!(女将ご満悦♪)
そして翌朝。
大きな海で自由自在に泳ぎ回って育った天然アワビたちは・・・
せまーいアワビハウスから逃走(T T)
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