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曲水の庭 ホテル玉泉のお知らせ・ブログ
【“宍道湖七珍”特集】 第2回『鯉』
更新 : 2012/4/3 9:19
今回は、宍道湖七珍シリーズの第2回『鯉』をご紹介します。
前回、宍道湖七珍の覚え方を“相撲足腰(すもうあしこし)”とご案内しましたが、第1回に『しじみ』をご紹介しましたので、逆から順に第2回は『鯉』をご紹介します。
『鯉』は淡水魚ですが、宍道湖の塩分は比較的薄いのでコイも多くとれます。大きなものは全長1m以上になります。旬は冬で、とりわけ2月前後の厳寒期のコイが良いとされているそうです。
『鯉』の特徴は生命力の強さと長寿です。このことから妊婦さんなどの栄養補強に良いとされ、また鯉コクは母乳の出を良くするなどともいわれてるそうです。五月の鯉の吹流し、子供の成長を願う鯉のぼりもあるし、縁起が良いので昔から絵画の題材にされる事が多いですよね♪
美味しい食べ方は、「鯉コク」・「鯉の洗い」・「鯉の糸造り」・「甘露煮」など
「鯉コク」は味噌汁仕立て
「鯉の洗い」は酢味噌や梅醤油で
「鯉の糸造り」は鯉を細く切り、塩ゆでした腹子(卵巣)と和えて煎り酒というタレで食べる代表的な郷土料理です。
栄養豊富、縁起が良い、地元宍道湖の『コイ』を食べてみませんか(*^_^*)
※写真は“鯉の糸造り”です。