日本が世界に誇る小津安二郎監督は、
蓼科高原をとても気に入り、晩年の仕事場としました。

茅野市では、小津監督を偲び、
毎年「蓼科高原映画祭」が開催されています。

今年も9月26日（土）、27日（日）の2日間にわたって、
JR茅野駅近くの茅野市民館と新生劇場をメイン会場に
「蓼科高原映画祭」が行われます。

上映作品や来場ゲストにつきましては、
「ソロモンの偽証」の藤野涼子さんと
板垣瑞生さんの来場が新たに決まりました。

9/26の「前篇・事件」上映後に、
成島出監督、藤野涼子さん、板垣瑞生さん、
9/27の「後篇・裁判」上映後に、
成島出監督、藤野涼子さんの舞台トークが行われます。

また、2004年に短編映画コンクールでグランプリを受賞した
古本恭一監督の長編作品「キオリ」も上映されます。

「キオリ」は、漫画家戸田誠二さんの作品
「説得ゲーム」を映画化したもので、
9/26上映後に古本恭一監督、新宮明日香さん、篠之井駿輔さん、
児島美ゆきさんの舞台トークが予定されています。
古本監督の短編映画「ラストムービー」も両日上映されます。
この２つの映画はどちらも入場無料です。

蓼科高原映画祭のチケットは、
回数券3,000円（一回券4枚綴り）、1回券は前売り800円、
当日券1,000円（大学生以下は各1回券より200円引き）で、
新生劇場、茅野市民館、茅野市観光案内所などでお買い求めいただけます。

上映スケジュールなど、蓼科高原映画祭のホームページをご参照ください。
http://www.tateshinakougen.gr.jp/cinema/index.html

今年も「家族」をテーマに、
素敵な作品が上映されますので、
ぜひ、「蓼科高原映画祭」に足をお運びいただけたらと思います。

吉本　順子