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今日は『時の記念日』です(*´∀`*)ノ
更新 : 2015/6/10 13:57
時の記念日にはどんな由来があり、どうして6月10日になったのでしょうか?
時ははるかにさかのぼり、天智天皇の時代。天智天皇が日本で初めて設置した水時計、”漏刻”(ろうこく)が時を刻み、鐘を打ち鳴らしました。
日本初の時計が、時を刻み、鐘を打った日。その日が6月10日だったのです。
「時の記念日」が正式に制定されたのは、1920年のこと。
東京天文台(現国立天文台)と、生活改善同盟会によって、制定されました。
時間の大切さに対する意識を広めるため、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と日本国民に呼びかけました。
果たして、そのころの日本人は、時間を守らない、ルーズな国民だったのでしょうか?
1920年というと大正9年です。近代化への基礎固めが終わり、次のステップに入るころ。
次世代に向けて、時間効率の向上を図っていました。
国民の生活も落ち着きを取り戻してきたので、改めて、時間の大切さを見直そうとしたのです。
現在、時の記念日では、1999年より、福島県の「おおたかどや山標準電波送信所」から、40kHzの電波で、日本の標準時間を全国に発信しています。
時の記念日に、ずれてしまった時計を直し、時間に遅れたり、無駄にしないようにする試みです。
多くの幼稚園や小学校では、時の記念日にちなんで、時計屋や時計工場を見学したり、紙やダンボールで時計作りを実施しています。
実際に時計を作りながら、子どもたちに、「時間の大切さ」や「時計がないとどうして困るのか」などを教えていきます。
未来を担う子どもたちに、知っていてほしい、大切なことの一つです。
「時間を守る」というスローガンとともに始まった時の記念日ですが、現在では、「過ぎ去った時間の尊さを考える日」という意味合いが強くなってきています。
時の記念日には、楽しく過ごした思い出の時間と、これから訪れる大切な未来の時間について、
家族や友だちなど、大切な人と一緒に過ごし、考えてみてはいかがでしょうか