宿番号:331427
ノルウェイの森
更新 : 2010/12/22 12:24
今から22・3年前、書店に赤と緑の強烈な色のハードカバーがどっさりと並び、題名は「ノルウェイの森」当時阿田哲也の麻雀小説や落合信彦の国際情勢フィクションなど男くさいほんを読み漁っていたころ、ビートルズの曲名がついた恋愛本など読む気にもなれず、テレビに出てくる村上龍をこの本の作者と勘違いしたりもした。(確かその頃ストーンズが初来日、東京ドームまで観に行きました。あの頃どっぷりつかってたなぁ)
月日が流れ、いろんなことがあって、ようやく少し過去を振り返る余裕?も出てきたこの頃 松山ケンイチ・菊池凛子の出演で映画化されることになったその予告編を、映画館で思わず観て初めて、アーこんな抒情的な物語だったのかと その時流れていた主題歌ノルウェイの森のジョンレノンの歌声とともに一挙に20代の頃の想いにフラシュバックしてしまった。
今まで長距離電車通勤の車内が読書スペースだったから仙台に赴任してきて短距離通勤の中、読書から遠ざかっていた最近、昔ながらの友人に出会うような感覚で、この上巻をてにいれました。
冬の夜長をのんびり楽しむのはちょうどいいかも、当時の出来事に想いをはせながら、大好きなワインで乾杯しながら少しずつ読んでみます。
PS 今日から定禅寺通りの「光のページェント」が完全復活 帰宅途中の通り道、いつも癒されながら帰っています、こちらも仙台の冬の夜の風物詩ですね。