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ウィリアム・モリスとアーサー・ラセンビィ・リバティ
更新 : 2011/9/26 11:30
こんにちわ!
今日はウィリアム・モリスとアーサー・ラセンビィ・リバティーについてお話したいと思います。モリスとリバティと言えば英国を代表するファブリックですよね。
モリスとリバティは同じ時代を生き、以前宿ログでもご紹介しましたが良きライバルであった事が知られていますね。
ロンドンにあるチューダーハウス、リバティ百貨店は可愛いもの好きな方でしたらイギリスへ行くなら必ず行きたい所の一つです♪
近年、リバティプリントの人気が高まり日本でも多くのアーティストとコラボされたリバティプリントを目にするようになりました。
キティちゃんとコラボされたリバティプリントもあり、石の家では別館の6号室にリバティとキティちゃんのコラボのティッシュケースカバーを使用しております!
当時ヨーロッパで起きたジャポニズムブームから東洋の絹の滑らかさに魅せられたリバティはリバティ独自の布地の製造技術を開発し、後にリバティーカラーと呼ばれる現在のリバティプリントの原型と言える小花柄のデザインを作り上げました。
一方ウィリアム・モリスは天然の染料と手作業にこだわり、『もし、最良の染料で染める事が出来ないならばテキスタイルを諦める』と言うほどの覚悟で徹底した手作業による染色と織物の美を追求しました。
お互いに思想や理想が近く、良質で美しいものの普及に努めていた二人は互いに刺激し合いながらも尊敬しあう仲だったのだそうですよ。
芸術家でありながら経営者でもあるウィリアム・モリスと芸術を愛する経営者のリバティは良きライバルとして競いあいながらも協力し、芸術と生活の一致を目指した2人の功績は現在も世界中で多くの人に愛されるテキスタイルとして形を変えながら人々の生活と共にあり続けています。
モリスの代表作である『いちご泥棒』はモリス亡き後、リバティがその所有権を持ち世界中に普及しています。
今、益々広まり日本やイギリスのみならず世界中から注目されるリバティですが今後もリバティの活躍から目が離せませんね!
それではまた次回!
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