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あわら温泉 まつや千千のお知らせ・ブログ
食通の文豪 開高健が愛したせいこがに。
更新 : 2011/12/29 10:23
芥川賞作家である開高健は、大阪生まれでしたが、
もともと開高家は福井県坂井郡高椋村一本田(現丸岡町)の出です。
そんな彼がこよなく愛したと言われているせいこがに。
福井県には食通で知られる彼にちなんだ「開高丼」というものがあります。
これは、越前町にある老舗旅館のオリジナル料理で、
炊きたての福井県産コシヒカリの上に、
絶妙のタイミングで茹でられたせいこがにの足肉、
内子と外子を5杯分たっぷりとのせ、
さらにカニミソもスープにしてかけています。
その贅沢な丼を、開高健は“海の宝石箱”と形容したのだとか。
そのイメージの通り、キラキラと光っている「開高丼」を、
茶碗を持つなり一気に食べつくしたというエピソードも残されているほどです。
グルメな逸品でした。
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