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草津温泉 ホテル一井 湯畑の見える部屋がある宿のお知らせ・ブログ
夏山へ行こう その5〜同行者、60年に一度咲く花〜
更新 : 2010/8/27 18:58
こんにちは (^O^)/
今日の湯畑周りの気温は、25℃前後でした。午後、一時的に太陽の日差しが強く蒸し暑く感じる時間帯もありましたが、やはり標高1200メートルです(・o・)
日が暮れると、蒸し暑さがなくなります。
では、「夏山へ行こう その5」編をお伝えします (^o^)丿
前回、大平湿原までレポートしましたが、一緒に同行された方が皆さんとても親切で楽しめました。
お昼の休憩時に、みずみじしいキュウリの漬物やリンゴなどを頂きました!
また、今日会ったばかりなのに、山の中をハイキングしていると自然と会話も弾みます。
一緒に同行された方の中に、品木ダム水質管理所の方もいらっしゃいまして、興味深い実験もしました。(画像左上、青色の制服を着ている方です)
さすがっ、水質管理の専門家です。今回もリトマス試験紙を持参しており、一枚ずつ配布して頂き途中の沢で川の酸性度を調べる体験をしました。(゜o゜)
やはり中和される前の川は、酸性度が強くPH2〜3でした。
水を手ですくい嗅ぐと、たしかに硫黄の匂いがしました。(@_@;)
湿原の中に方向案内が示されています。(画像右上)
左矢印は、「芳ヶ平、渋峠」 右矢印は、「鋼管休暇村」と書いてありました。
湿原地帯を抜けると、また山の中へ入って行きました。
周りに”笹”が多く生息しています。
この笹がもっと成長すると、案内板も見えなくなってしまいますね。(画像左下)
道に迷ったら大変ですので、初めて登る場合は詳しい方・ガイドの方と一生に歩いたほうが絶対安全です。
いくつかの笹から葉ではない、細い茎のような部分が伸びています。(画像右下)
実は、これが約60年の一生涯にたった1度しか咲かないという”笹の花”です!
同行されたガイドの方が言うには、
「一度に全部の笹が花を咲かそうとすると、万が一にも気象の変化により花が咲かなかった場合に
絶滅する危機があります。そのため、それぞれの笹が咲くタイミングをずらしている」
と解説してくれました。
自然の植物は、人間の想像以上に自然界のシステムに適応する手段を持っているんですね(^_^)
さて、夏山へ行こうのレポート終盤になってきました。
次回は、「夏山へ行こう その6 〜草津温泉が一望できる絶景の展望台スポット〜」編をお送りします。お楽しみに!
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ホテル一井 サトウ
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