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草津温泉 ホテル一井 湯畑の見える部屋がある宿のお知らせ・ブログ
ベルツ温泉センターの閉館
更新 : 2010/9/2 20:22
こんにちは (^O^)/
突然ですが、残念なお知らせです。
草津温泉にある、温泉施設の一つがやむ追えず、
8月31日をもって終了となりました。
タイトルにある通り、草津温泉を研究し草津温泉を世界に広めた
ベルツ博士の名前を付けた、”ベルツ温泉センター”です。
そこで、8月31日にラスト入浴をしてきました。
(正直言うと、ベルツ温泉センターを利用するのは最初で最後です。
自分が草津に来て1年目で、このような事になってしまうとは思ってもいませんでしたから。)
最終日という事で、夕方18時近くでしたが多くの車が止まっていました。
建物の2階が展望大浴場となっており、浴場手前の入り口には、竣工記念の記念碑がありました。
(ベルツ温泉センターは、草津町制施行100周年記念事業で造られ、平成13年10月に竣工した事が刻まれています。)
約9年間ですが、多くの人がこの温泉施設を利用してきたのでしょう。
展望大浴場と展望サウナがあり、大浴場の源泉は万代鉱源泉(当ホテルの露天風呂と同じ源泉)です。
周辺の木々、山々が望めるため紅葉の時期に入浴しながら眺めたら、さぞかし気持ちがいいだろうなぁ。という思いがしました。
ふと、視線を変えると遠方の山の中から、湯気が見えます。
その湯気の正体は、西の河原公園の奥にある源泉の湯(万代鉱源泉)から立ち上る熱い湯気です。
万代鉱源泉の湯ですが、硫黄(イオウ)成分が含まれていません。
そのため、湯が透明で無臭に近いです。
しかし、硫酸の成分量が多いため、長時間入浴すると皮膚が赤くなり痒みを伴なう可能性があります。
(皮膚が弱い方は、入浴後しっかりシャワーで洗い流した方がいいです。)
ところで、入浴後、館内の写真を眺めていたら相撲力士の方々が入浴に訪れた写真がありました。
実は、草津町には”草津相撲研修道場”があります。(日本相撲協会が、力士の保養やアマチュア指導者の養成を目的に建てた施設)
高見盛や琴欧洲など有名な力士たちが、ベルツ温泉センターへ来た時の様子が写真に残っていました。
今後、この施設がどのように使われるのかまだ決まっていませんが、特徴的な造形の建物なので大切に有効活用してほしいと思っています。
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ホテル一井 サトウ