宿番号:332252
草津温泉 ホテル一井 湯畑の見える部屋がある宿のお知らせ・ブログ
小林一茶の歌碑
更新 : 2016/1/10 16:06
こんにちは、ブログ担当4号のとみーです
草津を訪れた偉人達の名前は湯畑の石柵に刻まれておりますが、
その中にはの一人に「小林一茶」の名前があります。
小林一茶とは、江戸時代を代表する俳諧師の一人であり、
その作風は自虐的な句風をはじめとして、
風土と共に生きる百姓的な視点と平易かつ素朴な語の運びに基づく句作が特徴的。
また、つくった句は約22,000句にも及んでおり。その数がいかに多いかは
かの有名な松尾芭蕉が1,000句程であることからご理解いただけるのではないでしょうか。
ちなみに、そのあまりの数の多さからか、今日でも新しく発見される句があるとか…
(2013年11月にも 「ちるひとつ咲のも一つ帰り花」 という小林一茶の句が新しく発見されました)
そしてそんな小林一茶の歌碑が、実は草津にもあるのです!
場所は湯畑前のお寺「光泉寺」の途中
階段を登って、門をくぐった左手側にあります。
こちら側を通る方が少ない事、お寺が目的である際には気づきにくい場所であることなどから
案外知らない方が多いようです。
句が読まれたのはおよそ1808年ということです。草津に来て、この歌碑をご覧になった皆様、
ぜひ一茶の眺めた約200年前の草津に思いを馳せながら、草津の湯をお楽しみくださいませ。