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アパホテル〈高松空港〉のお知らせ・ブログ
そうだ!お遍路に行こう♪ 別格8番札所 十夜ヶ橋
更新 : 2020/7/1 0:14
今回ご紹介する別格霊場は愛媛県大洲市にある
別格8番札所『十夜ヶ橋(とよがはし)』さんです。
四国霊場屈指の聖地です!
お遍路さんなら是非訪れてみて下さい!
四国八十八箇所を巡礼していて、『別格霊場には興味ないわぁ』って人にも超オススメです。
昔、昔のお話。
若き日の空海(弘法大師)が修行の為に四国中を行脚して回っていた時の事。
日も暮れて、野宿をする事にした空海さんは、風雨を避けられそうな橋の下で一晩を明かす事にしました。
ところが、その場所は寝床としては不向きな場所だったようで、
じめじめと湿度が高くて寝苦しい上、飛び交う蚊が一晩中襲って来る最悪の環境…
かと言って、街灯も無い時代で、夜は文字通り身動き一つ取れない為、この場所に居続ける事しか出来ません。
後年、空海さんは弟子に語ったのでしょうね、
「ひどい目に遭った、たったの一夜が十の夜に感じられた」と、
何を隠そう、その橋というのが四国霊場屈指の聖地『十夜ヶ橋』なのです。
(注意!※正式な伝承と違い、筆者の想像が多分に混ざっています)
ちなみに、弘法大師さまは今もなお四国の何処かを遍路して回っているのだそうです。
…ツッコミは受け付けておりません(;'∀')
…「真実」です。
…で・す・の・で!
今も昔も、お遍路さん達は、橋の上では杖をついて歩きません。
もしかしたら、橋の下で弘法大師さまがお休みになっているかもしれないからです。
杖で「コンコン♪」と音をたてながら橋を渡ってしまった場合、弘法大師さまに失礼ですからね。
お遍路さん達の「橋の上では杖をついて歩かない」という習慣の由来となった『十夜ヶ橋』のエピソード。
まさにその場所!聖地以外の何物でもないでしょう!
冒頭で「お遍路さんなら是非訪れてみて下さい!」と述べましたが、修正します…
お遍路さんなら必ず訪れて下さい!
現在、橋の下には就寝中の弘法大師像があります。
その大師像にお布団をかける人が後を絶えません。
いつ来てもモコモコしてます(笑)
四国霊場で大好きな光景の一つです♪
尚、お納経は橋の隣にある永徳寺さんで行っています。
お寺に依頼すれば橋の下で野宿をさせて貰えるそうですよ(^^)/
…オススメはしませんが(-.-)
アパホテル〈高松空港〉から十夜ヶ橋へは、車で約2時間30分です。(高速道路を使用しない場合は約5時間)
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