香川県内のパン屋さんに行くと、
ほとんどの店舗で、明太子ペーストが塗られたフランスパンが販売されています。
大概の人達はそのパンを「明太子フランス」と呼称していますが、
正式名称は『フィセル明太子（または明太子フィセル）』と言います。

香川県は明太子の産地ではありませんし、加工場がある訳でもありません。
にもかかわらず、ほぼ全てと言っても過言ではない県内のパン屋さんで「明太子フランス」が販売されている…という事はつまり、
香川県内でものすごく流行っている、香川県民に広く愛されているパン…という事です。

ちなみに、流行らせたのは『カレンズ』さんというパン屋さんで、
店舗は香川県内でもけっこう田舎の方にあります。
田舎なんですけど、カレンズさんのお店の前には“いつも”黒山の人だかりが出来ています。
お客さん達の目当ては当然『フィセル明太子』です。

「明太子フランス」が県内のパン屋で広く販売されているにもかかわらず、
香川県民がカレンズさんに来店するには、当然、理由があります。

…元祖だから？
いいえ、違います！

カレンズさんの『フィセル明太子』が超絶に美味すぎて、他のパン屋さんとは一線を画しているからです！

土台となるパンは、フランスパンの形状をしていますが、食感は歯切れ良く、歯の弱い方でも負担なく噛むことの出来る仕様。
パンには縦に切れ目が入っており、中に明太子ペースト（※明太子バターフィリング）がはさまれています。
ついでに、パンの表面にも贅沢に明太子ペーストが塗りたくられています。
なお、中に挟まれている明太子と、表面に塗られている明太子は、配合の異なる明太子ペーストを使用しているそうです。

柔らかいフランスパンと2種類の明太子ペーストがお口の中でマリアージュした時…
あなたは、カレンズさんの『フィセル明太子』の虜になっている事でしょう。

『フィセル明太子』は店内で常時新しいパンが焼かれているので、
来店時に売り切れていても、店員さんにお願いして店内予約しておけば次の焼き上がり時にとっておいてくれるので、安心してご来店下さい。

アパホテル〈高松空港〉からカレンズさんへは、車で約30分です。

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Bakery＆Cafe CURRANTS（カレンズ）
香川県仲多度郡まんのう町吉野下1486-1
営業時間 7:00〜18:00
定休日　月曜日
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