12月11日（土）と18日（土）の2週にわたり　ホテル１Fで　年末特別イベントとして大道芸が催されましたのでそのご報告です。ホテル内レストランを利用された方や宿泊にお越しになった方、道行く人々が主な観客さんでした。また、秋葉原駅中央改札口からホテル方面に歩いてこられた方も横断歩道を渡りしばし足を止めて御覧になっていました。

11日はコミカルなメイクで白い衣装のクラウンさんが水晶玉・ボールを使っての芸を見せてくれました。最初に魂を込めるように水晶玉を見つめると　まるで生き物を操るかののように左腕から肩を越え右腕の先まで転がしたり、掌の上を小動物と戯れるかのように動かしてみたり…、また、７つものボールを使ってのジャグリングは見事なものでした。

18日は赤い派手ないでたちのクラウンさんが長めの風船を使い　いろいろな物に作り変えてしまう芸術的妙技を見ることができました。
様々な生き物・乗り物を作っては観客に差し上げ、最後にはバイクにのるクマさんを作ってしまうという高度な技術も見せてくれました。サービス精神旺盛で全てのお客さんの希望に応え　全員に配っていたのがとても好感が持てました。お子さんにとっては一生の思い出となることでしょうね。

ということで両日程ともお客さんは大満足。写真（許可をいただき撮らせていただいた）の父子さんは11時と13時の２回も楽しんでいただきました。

「芸は身を助ける」とは言いますが、お客さんを呼ぶまでになるには　その努力は大変なものであることは芸を見てもわかります。その上、自分で演技する場所を確保〜出演交渉〜準備〜片づけに至るまで　ほとんど一人でやらねばならないので大変なことですよね。

古来より大道芸には手品　南京玉すだれなど人気がありましたが　最近ではパントマイムも脚光を浴びてますよね。このような楽しい娯楽はいつまでも大切な文化として残ってほしいものですね。

ちなみに　お二人とも今回は書ききれませんでしたが　写真のようにお子さんの指一本でコマのようにボールを回したり・・と他にもさまざまな魅力的な芸を披露されてました。

今回の二人の気さくなクラウンさんとは別の機会にもまたお会いしたいものです。