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秋葉原ワシントンホテルのお知らせ・ブログ
清澄庭園
更新 : 2012/2/22 6:11
私は以前から回遊式の庭園が好きで何度も訪れているわけですが、今回 築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」に行ってきました。
このような造園は、江戸時代の大名庭園に用いられたものらしく、明治時代の造園にも受けつがれ、清澄庭園によって近代的な完成をみたといわれてます。なお、東京都の名勝に指定されている人工の景勝地です。
こちらは 明治11年、三菱財閥の創業者でとして名高い岩崎弥太郎氏が、この庭を買い取り、当初は社員の慰安や貴賓を招待する場所として計画され、その二年後に「深川親睦園」として生まれたそうです。なんとも和やかなネーミングを付けられたものですよね。
弥太郎氏が逝去されたあとには、隅田川の水を引いた大泉水を造り、その周りには全国から名石「伊豆磯石、伊予青石、紀州青石、生駒石、伊豆式根島石、佐渡赤玉石、備中御影石、讃岐御影石」を船で取り寄せ配置するという贅沢な庭園となりました。
歩いていると、様々な石や岩が入園者に分かるよう 名札も置かれ「へえ〜」「へえ〜」というほど贅沢な造りでに、さすが日本を代表とする財閥であると思えます。
子供さんだけでなく 大人にも人気な池に石をいくつも配置し、さながら昔遊んだ「ケン・ケン・パ」のように歩けるよう楽しめる造りが気に入っております。
そして庭園で高く盛られた築山は富士山を表し池周辺から美しく見渡せるところが魅力です
あとは数寄屋造りの建物が都心のオアシスに別の彩りを添えていて落ち着きを与えております。
清澄庭園は、関東大震災で大きな被害を受けましたが、避難場所としての役割を果たし、多数の人命を救ったといいます。被災地の方にはとてもつらかった昨年の地震が脳裏に蘇りました。
秋葉原駅より総武線千葉方面へ―>錦糸町駅で半蔵門線に乗換―>清澄白河駅下車 徒歩3分
入園料:一般及び中学生 150円
65歳以上 70円
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