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秋葉原ワシントンホテルのお知らせ・ブログ
〜東京駅復元終了〜
更新 : 2012/11/4 9:14
言わずと知れた運転本数3700本という日本有数の駅です。
東京駅のデザインを作ったのは辰野金吾氏で 生涯200以上の作品を世に送り出した絶世の建築家です。辰野さんは日本銀行本店や、旧万世橋駅など有名どころを数多く手掛けた方であり 東京駅は その代表作とも言えます。
ここ数年 その東京駅は外観が見えない残念な状態でしたので いつお披露目がされるかと心待ちにしており、漸くこのたび拝むことができました。
ご存知の方も多いとは思いますが駅の横幅は335mもあるのです。ほぼ東京タワーの高さ333mに匹敵しますよね〜。いつ見ても立派です。
さて、この駅舎は 1914年に東京駅として営業され、当時よく考えられた免震対策により 関東大震災にも耐えたという実績のある建築であったのですが、1945年戦災により外観の赤レンガは残りましたが1000度を超える熱により太い鉄心まで歪み、元々は3階建てでしたが戦災後は2階に作り変えられました。そして今回は元来の姿である3階に増床されました。
そのうえ、復元前は南北に1つずつある8角形の天井も 戦災前のドーム型の屋根に戻り趣のある容姿となり 内側には干支や花飾りのレリーフも甦り創業時の意匠が再現されました。
地震に関して話すと今回の免震化は、ゴムやオイルダンパーを用い耐震性能がよりUPしているそうです。
TVで映像を観ましたが昨年の東日本大震災により宮城県の石巻で作られたスレート(明治・大正の屋根に使われた素材)が用いられており 多くの労苦をともなったうえで成り立っていることを知ると 震災とは切っても切れない国であるのだと切に実感します。
また、東京駅と言えば 原首相・浜口首相の事件もあった悲しい場所でもありまして、現在も分かるように構内を歩くと現場が表示されております。
さて、余談となりますが 東京駅を歩き回ると 実は駅長室から一直線にあるのが 新幹線・東海道・京浜東北線などの0キロポストが確認できます。本当に線路の上にあるポストやホームに刻まれた形状のポストなど なかなか発見できないものもあるのでご興味のある方は一度ご覧になることもよろしいかと・・
煉瓦の色が2階と3階で異なり歴史を感じられる昼の姿と ライトアップされた幻想的な夜の姿 それぞれ美しく対照的でどちらも素敵ですよ〜。
★アクセス★
JR秋葉原駅(京浜東北線・山手線)->東京駅 約4分 丸の内側
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