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道後舘のお知らせ・ブログ
夏越祭に行ってきました
更新 : 2012/7/31 12:54
道後舘の近くにある松山神社で夏越祭(なごしまつり)があるので行ってきました。
夏越祭とは、本来は年を明けて半分の月日が経った頃、半年間の業と熱の夏を迎え荒廃しがちな心を清めるみそぎ(禊)の神事です。みそぎは身滌(みそそぎ)の意味で、身の汚れをそそぎ落し心気を清々しく保つために、古くから海や河、泉や井戸で時をえらばず行われていました。
「母の分 もひとつくぐる 茅の輪(ちのわ)かな」と、小林一茶が詠んでいるように、この夏越祭が行われている神社の前には大きな茅(かや)の輪があり、それを左、右、左の順に3回くぐりがあります。
かや(茅)は手が切れるくらいするどい葉で、刀の代わりだということ。これで身の汚れを自分自身でそそぎ落とす意味があるそうです。
最後に雛形に自分の悪いところや身体に付いた業を移し、宮司さんに供養してもらいます。
古くから伝わる日本の文化の一つに触れてみてはいかがでしょうか。
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