宿番号:332812
山代温泉 ゆのくに天祥のお知らせ・ブログ
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◆ゆのくにの森【伝統美術の館】
カテゴリ:お出かけ情報 2008年6月1日(日)〜
更新 : 2008/6/17 15:51
★庄屋屋敷は、古美術の世界。
〔萱葺き2階建て民家 福井県今立町尾谷・矢部家を移築(築/明治初期・1875年頃〕
江戸時代の古九谷・吉田屋の貴重な美術品の展示をメインとした館。明治時代に建てられた庄屋屋敷を移築。
柔らかな和紙の照明が情緒豊かな空間を創り上げています。現代ではなかなか目にふれる機会の少ない黒く太い杉の木は圧巻です。また、本間からは自然あふれる様々な緑をお楽しみいただけます。
まさに、和の文化と自然、心休まる佇まいとなっております。
【古九谷】
九対焼きを語るときに忘れてはならないのは、加賀前田藩の支藩、大聖寺藩(現在の加賀市)の初代藩主、前田利治。藩内での焼き物の隆盛を願い、陶工・後藤才治郎を有田の地に学ばせるとともに、加賀の奥地「九谷村」で焼かせたのが九谷焼の起こりであり、「古九谷」の名で今に伝わっています。
【吉田屋】
40年で途絶えた古九谷。その美しさに魅せられた豊田伝右衛門が120年後にあたる文政7年(1824)に古九谷の技法を復活させます。屋号を「吉田屋」としたことから、この再興九谷は「吉田屋」と呼ばれるようになりました。